咳の対処法 サンテ薬局

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春の花粉対策

寒さも一段と増してきました。
風邪の患者さんの中には咳だけ残り、夜眠れないなど対処に困っている人も見受けられます。そこで今回は薬を使わない咳の対処法を紹介したいと思います。
咳の症状をやわらげるには、空気の乾燥を防ぐことが大切です。
とくに、暖房器具を使う冬場は部屋の空気が乾きがちなので、こまめに換気するよう注意しましょう。
水分は、冷たい物や炭酸飲料は控え、温かいものをできるだけ飲むようにします。
ただし水分の取り過ぎは逆効果となります。特に夜、布団に入ってから咳き込む方は、就寝1時間前ぐらいから水分を摂取するのはやめましょう。 たんが出るときは、水分をとって、たんをやわらかくし、たんを出しやすくするといいです。
タバコを吸う方は、出来れば禁煙を、無理ならば少しづつでも吸う本数をへらしてください。咳が止まらないと予想以上に体力を消耗します。栄養価の高い食事で体力や抵抗力を回復させることが重要です。
下に昔から伝わる民間療法をご紹介します。
それでも咳が長引く、粘り気の強いたんが出る、咳をすると顔が赤くなって、汗をかく、たんにうみや血液が混じっている。
このようなときは、重大な病気の可能性もありますから、早めに受診しましょう。

  • ジューシーなたまねぎの皮を剥いて半分に切って、割れない容器に入れて、枕元に一晩中置いておく。玉ねぎの匂いが咳を止めて、安眠効果アップしてくれます。
  • 黒豆の煮汁→お正月料理に欠かせない黒豆の煮汁も咳止めに効きます。スプーンに一杯程度飲みます。
  • 大根あめ→角切りにした大根を水飴に漬けて一晩おき、1回にスプーン1〜2杯なめる。
  • 「大根おろし汁ごと」+「蜂蜜」をお湯で割る
  • はちみつレモンティー(紅茶はカフェインなし)
  • 清潔な蒸しタオルを鼻と口を覆うようにして蒸気を吸う。
  • のどに温シップを貼る。
  • のど飴などでこまめに喉を潤す。
  • 外出するときは、ホコリや排気ガスを吸わないように、マスクをつける。
  • 寝る時もマスクをする。中のガーゼを湿らせておけば乾燥も防げます。
  • 首にタオルを巻いて寝る。
  • 長ネギをフライパンで炒めてそれをガーゼなどにくるんで首に巻き付ける。
  • 加湿器をかける

咳には、たんをともなわないコンコンとした「乾いた咳」と、たんとともに出る「湿った咳」とがあります。乾いた咳といっしょに、鼻水や発熱がある場合の多くは風邪ですが、乾いた咳が長引くのはよくありません。病院で診察してもらったほうがいいでしょう。一方、湿った咳が出るのは、たんを体外に出そうとする働きによるもの。
このようなときに薬で咳を止めると、たんを排出することができなくなるために、かえって症状が悪化することがあります。 咳はつらいものですが、しばらくは我慢して、たんを出すように努力したほうがいいでしょう。
咳止めの民間療法も有効です。しかし、お医者さんに行くべきときはまず行かないといけません。その点は誤解のないようお願いいたします。




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