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 居間の置時計を分解したものの組み立てられずに困り果て暫し呆然…

そんな経験が幼少時の思い出として記憶の片隅に残っています。

皆さんも似たような経験をされたことがおありでしょうか。

機械好きなのは子供のころからの習性らしく、いまだにメカニカルな物に何故か惹きつけられます。例えば飛行機のコックピット。無数に居並ぶメーター類を目前にすると心が躍り、それこそ時の経つのも忘れ見入ってしまいます。

 

 そのような私ではありますが、何故かデジタルで多機能の時計等には全く興味が湧きません。最近の航空機もボタン一つで様々な情報が表示されるマルチ・ディスプレイ搭載のものばかり。寂しい限りです。

 

 ある日マイカーで遠出した帰り道での出来事。高速道路を走行中に「ポン・ポン」という音と共に給油を促すサインがデジタル表示されました。しかしメーターパネルに鎮座する燃料計は中央よりやや上、まだ十分燃料が残っていることを示しています。私は即座に車載コンピュータの故障と決めつけ、しかし、少し慎重に燃料メーターの動きを見守りました。暫く走行を続けるとメーターの針は中央からやや下に降りてきました。残量は十分。目的のインターチェンジはまもなくですし、いつものスタンドで給油してから帰宅しようと決め、走行車線をのんびりと走るバスを追い越そうと車線変更したその時。急にエンジンが燻り、慌てて路肩に停車させました。

 

 数日後、原因はガス欠でアナログメーターが故障していた事を修理工場からの連絡で知り愕然としました。アナログ志向の私が経験した、とんだ災難であります。